基本理念
カトリックのミッションスクールである当園は、創立者ヨハネ・ボスコの「予防教育法」を実践し、
明るいこころ、思いやりのあるこころ、
素直で正直なこころが育つよう、日々、保育をしています。
また、広々とした園庭や緑多い恵まれた環境、暖かい家庭的な雰囲気の中で、
のびのびと過ごし、友達との関わり方を身に付けています。
サレジオ修道会創立者
聖ヨハネ・ボスコの教育法について
(予防教育法)
聖ヨハネ・ボスコの教育法は、予防的教育法と言われています。
「予防」という言葉のイメージで、子どもがケガをしないように大人が事前に危険の元を取り除くこと、また悪いことをする前にその機会を遠ざけることのように考えてしまうとその真意を理解したことにはなりません。
「予防的教育」とは、教育者が常に子どもに寄り添い、暖かい雰囲気の中で親しく関わることによって安心感を生み出すことによって、子どもが自ら良い行いを選んでいくことができるように導いていくことです。
聖ヨハネ・ボスコは、教育に携わる者に常に子供たちと共にいて信頼関係を築くこと、そして子供の自発性を引き出すことを求めています。
創立者 聖ヨハネ・ボスコ
(通称ドンボスコ)
1815.8.16~1888.1.31
教育方針
この目標を持って子どもたちを教育していく中で根底にあるのは3つの輪です。
「予防教育」の3本柱である3つの輪がしっかりと組み合わさることで、暖かい教育的雰囲気を作り出します。
園長の言葉
目黒サレジオ幼稚園は、カトリック・サレジオ修道会の経営するミッションスクールで、目黒区碑文谷の地にて70年以上の歴史を刻んできました。
たくさんの卒園生がおり、多くの方に親しまれてきたことに感謝しています。
今日もたくさんの子供たちが元気に通い、自然の多い、広い園庭で走り回ったり、保育室で友達との関わりを深め、多くのことを学び、集団生活の楽しさを十分に味わっています。
当園では、創立者聖ヨハネ・ボスコが教育に携わる者に伝えた「アシステンツァ(共にいること)」を心がけ、「子供を愛するだけでは足りません。子供たちが愛されていると感じられるようにしなさい」という言葉を大切にして、明るく暖かい雰囲気づくりを目指しています。
子供たちには、一人ひとりそれぞれ良いものを神様が備えてくださっています。
その良い芽にいつかきれいな花が咲くように、保育者は子供たちを愛し、寄り添い、支えています。
園長 三島 心